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少し実践的な知識権利落ち、配当落ちとは?
これまで、株式分割や配当金、
株主優待について説明してきました。
これらはいづれも、個人投資家にとって、
メリットのあるものです。
ここで、
「じゃあ、買った株をすぐに売っても、配当や優待はもらえるの?」
と、疑問に思った人もいるかもしれません。
もしそれができるなら、
ものすごく効率よく儲けれるかもしれません。
しかし、残念ですが実際にはそんなにうまくは行きません!
これまでの説明にもありましたが、
配当や株主優待、株式分割の権利を享受するためには、
権利確定日という決められた日までに、
株を保有していなくてはいけません!
「買い物の出鼻をくじかれたくない人へ:受渡日」のところでも説明したように、
株が約定してから実際に受け渡されるのは、
約定から4営業日後ですから、
これを計算して、
権利確定日の5営業日前までに買い注文を出し、
約定していなければなりません。
たとえば、以下のカレンダーで30日が権利確定日の場合、
26日までに買い注文を約定させなければ、
配当、株主優待、株式分割の権利は得られません。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 買付 |
27 | 28 | 29 受渡 |
30 |
この場合、26日を権利付き最終売買日
27日を、すでに権利がなくなっているので、
権利落ち日(配当落ち日)と言います。
よく、権利落ちとか配当落ちという言葉を耳にしますが、
実はこういう意味だったんです。
ですので、仮に、26日に買って27日に売ると、
実際の受渡は29日に株を受け取って、
30日にまた手放すことになり、
権利はもらうことができるので、
配当や株主優待をもらうことができます。
「そうなの?じゃあこれを繰り返せばすぐに儲かるじゃん!」
と思うかもしれませんが、
実際には、権利落ち日には株価は下がります。
配当だけもらいたい人は、
その日に持っていさすればいいので、
一斉に売られるためです。
みんな同じ事を考えるので儲けることができません。
ですので、実際には配当をもらえても、
売却損が出ることが多いので、
確実に儲かるということはありません。
権利確定日は証券会社の銘柄情報ページなどに掲載されていますので、
配当や優待を目当てに株を買う人は、要チェックです。
ただ、権利落ち日を過ぎてから買っても、
翌年の権利確定日まで持っていれば、
翌年の配当はもらえます。
また、にーちゃんもそうなのですが、
長期投資をする人は、
あまり権利確定日とか気にしません!
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