全くの初心者でも株式投資を理解できるサイトです。

株初心者のためのサイト!地球上で一番わかりやすい 株講座 > 少し実践的な知識 > 株価の乱高下を防ぐ:特別気配

少し実践的な知識

株価の乱高下を防ぐ:特別気配

取引時間中に板情報を見る機会がある人は、
以下のような板情報を見たことがあるかもしれません。

売気配株数 気配値 買気配株数
12500 964
26300 963
10100 962
12300 961
2100 960
935 2100
920 19100
919 33100
918 30200
917 21400
916 20100

「特」という見慣れないマークがついています。

これは特別気配と言って、
なんらかの材料によって、その銘柄に買いや売りが殺到した場合に表示されます。
(上の板情報では買いが殺到し、特別買い気配となっています。)

これによって、
株価が一気に上がったり、下がったりするのを防ぎます。

たとえば上の板情報の935円の特マークのついた一行を除いたとすると、
920円の買い注文と960円の売り注文があることがわかります。

売気配株数 気配値 買気配株数
12500 964
26300 963
10100 962
12300 961
2100 960
920 19100
919 33100
918 30200
917 21400
916 20100
*現在値は920円とします。

この状況で、960円に2100株の買い注文が出たとします。

普通に考えると、960円で即座に2100株が約定しそうですが、
実際は約定しません。

実は取引のルールには、更新値幅というものがあって、
700円から999円までは、必ず15円以下の値幅で変動する決まりになっています。

ですので、920円の株価が一気に40円高い960円に跳ね上がることは、
取引ルール上ありえません。

こういう場合、960円に注文を出した人に、
一旦、935円で注文を出したことにしてもらいます。

この状況の板情報が一番上の板情報で、
買い株数の横に「特」という文字が表示されます。

もしここで935円の売り注文が出てくれば取引成立します。

しかし、5分間売り手が出てこなければ、
値が切り上げられ、今度は950円の買い注文になります。

板情報としては、以下のようになります。

売気配株数 気配値 買気配株数
12500 964
26300 963
10100 962
12300 961
2100 960
950 2100
920 19100
919 33100
918 30200
917 21400
916 20100
*この時の現在値は935円になります。

ここでも5分間売り手を待ち、出てこなければ、
ようやく9600円で取引成立となります。

このように、どれだけ買いが殺到したとしても、
株価が一気に更新値幅を超えて上がることはありません。

価格帯ごとの更新値幅は以下のとおりになります。

更新値幅

基準値 値幅(±)
200 円未満 5 円
500 円未満 8 円
700 円未満 10 円
1,000 円未満 15 円
1,500 円未満 30 円
2,000 円未満 40 円
3,000 円未満 50 円
5,000 円未満 70 円
7,000 円未満 100 円
10,000 円未満 150 円
15,000 円未満 300 円
20,000 円未満 400 円
30,000 円未満 500 円
50,000 円未満 700 円
70,000 円未満 1,000 円
100,000 円未満 1,500 円
150,000 円未満 3,000 円
200,000 円未満 4,000 円
300,000 円未満 5,000 円
500,000 円未満 7,000 円
700,000 円未満 10,000 円
1,000,000 円未満 15,000 円
1,500,000 円未満 30,000 円
2,000,000 円未満 40,000 円
3,000,000 円未満 50,000 円
5,000,000 円未満 70,000 円
7,000,000 円未満 100,000 円
10,000,000 円未満 150,000 円
15,000,000 円未満 300,000 円
20,000,000 円未満 400,000 円
30,000,000 円未満 500,000 円
50,000,000 円未満 700,000 円
50,000,000 円以上 1,000,000 円

このように、株価には更新値幅というものが設定されていますので、
例えストップ安になるような悪材料が出たとしても、
気配値は時間をかけてゆっくりと下がっていくことになります。

このページをはてなブックマークに追加