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にーちゃんの「カモねぎ」談

売買の難しさ

にーちゃんははじめ、損をしてもいいや、
というくらいの軽い気持ちで株をはじめましたが、
その気持ちを反映してか、なかなかうまくいきませんでした。

一番痛感したのは、
売買がものすごく難しいということでした。

どれだけ真剣に考えて売買してるつもりでも、
結果的に見ると、高値圏で買っていたり、
まだまだ安値なのに、利益確定したりしてしまうんです。

今考えると、はじめたころは、かなり売買が受身だったように思います。

利益確定ラインや、この値段まで下がったら買う、といった、
計画を持たずに売買していました。

また、多少プランはあっても、あやふやなもので、
相場の雰囲気によって変えてしまっていました。

たとえば、本来1000円まで下がったら買おうと思っていた銘柄が、
下がらずに徐々に上昇していき、1100円くらいまで行き、
もう上がらないだろう、と思っていると、1200円を突破するとします。

これをずっと見ているわけですから、
自分はまるで1200円−1000円=200円の含み益を損しているような感覚になるんです。

自分の選択が今ものすごい損を招いている気になってくるので、
これ以上損はしたくないと思って、1200円で買ってしまうんです。
ここがプランを変更した瞬間です。

しかし、自分と同じように最後まで我慢していた人がたまらず、
1200円くらいの水準で買い終わると、あとは誰も買う人がいなくなり、
1000円くらいから持っていた人の利益確定売りで、
下げに転じます。

そしてにーちゃんは「カモねぎ」となってしまうわけです(笑)

このような失敗を何回か繰り返していくうちに、
にーちゃんも賢くなり、次のような結論に達しました。

 売買は感情ではなく、論理的にする
はじめにテクニカル分析とファンダメンタルズ分析をして決めた銘柄、
売買のタイミングは、長期的に見ればそれほどずれていません。
短期的な視点で見るので、感情的になってしまいます。
短期的には失敗に見えても、長期的には成功であることも多々あります。

場合によっては、2、3ヶ月くらい株価を気にしない、
ということでもいいかもしれません。

 自分が思い描いた底値で買い、高値で売ることは不可能
どの証券会社の投資情報のページにも、
各銘柄ごとのその日の安値が書かれています。

これを見ると、さも誰でも安値で買うことが可能だったように思われがちですが、
実は、仮に場中にずっとパソコンに張り付いて、
タイミングをはかっていたとしても、かなり難しいです。

安値をつけているのは事実ですが、
その値段をつけているのは、時間にして1分、
取引した人数にすると数十人もないくらいのときもあります。

それを、自分が最安値で買えなかったことを悔やむ必要は全くありません。
高値に関してもそうです。

株の格言にも「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉があるように、
そこそこの安値、そこそこの高値で売買できれば上出来だと思います。

 損切りは損益確定ではない
損切りは損という言葉がついていますが、
損切りした時点で損が確定するのは、その時点で株をやめた人だけです。

もし上昇相場の中で含み損を抱えてしまった銘柄があるのならなおさら、
他にもっと上昇する銘柄があるのですから、全然損になりません。

今持っている株より、もっと上昇率の高い株に乗り換えることができれば、
損が出た分くらいはすぐに回収できることが多いです。

損切りをするときに、なんだか嫌な気分になるのはわかりますが、
損切りこそどんどん無感情でやっていくべきです。

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