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余談に近い知識

損切りできない心理

損切りってなぜかなかなかできませんよね?

損切りした方がいいと思っているのに、
損切りしないで、「もう少し様子を見よう」と考えてしまいます。

ここでは損切りができない心理について少し考えてみたいと思います。


 なぜ損切りできないか?
たとえば以下の2つの選択を迫られたとします。

1.100%の確率で60万を失う。
2.60%の確率で100万を失うが、40%の確率でなにも失わない。

絶対にどちらかを選ばなければならない場合、
どちらを選びますか?

2を選んだ人も結構多いのではないでしょうか?

実は2を選ぶのが人間の心理で、
損切りのできない人になります。

しかし、この2つは期待値は同じになります。

つまり回数を重ねていけば、
1を選び続けた人も、2を選び続た人も、
減る金額は一致してきます。

人間はなぜか、「今の損」を回避しようとしてしまうようです。

今回の例でも、なぜか2の方が得に見えてしまうのは、
「今確実に60万を失う」という損を回避したいという、
本能に近い考えが働いているためです。

次のケースならどうでしょうか?

1.100%の確率で60万を失う。
2.61%の確率で100万を失うが、39%の確率でなにも失わない。

前の例とあまり変わらないので、
これも2を選ぶ人が多いと思います。

しかしこの場合、2を選んでしまうと、
回数を重ねるごとに少しずつ損をしていってしまいます。

今までの例では確率の部分がはっきりしていたので、
1を選んだ人もいるかもしれませんが、
実際の株式投資では確率の部分がわからないので、

1.100%の確率で60万を失う。
2.ひょっとしたら100万を失うかもしれないが、ひょっとしたらプラスに転じるかもしれない。

という感じになると思います。

この場合2を選ぶ人が圧倒的に多いと思いますが、
2が塩漬けになる人ですね(笑)

ひょっとしたらプラスに転じるというのは本当で、
この2つの選択肢だけ見ると、誰でも2が得だと思います。

しかし重要なのは、プラスに転じるのがいつかわからないという点です。

数年先かもしれません。

実は数年間資金が塩漬けされるというのは、
かなりのデメリットが潜んでいます。


 得する可能性の高い行動を何回もとる
損をしても資金が次の銘柄に投資できるなら、
「含み益が出る確率」のある行動を何回もとることができます。

これがポイントになります。

たとえば、

ア.50%の確率で20万マイナスになるけど、50%の確率で30万プラスになる。
イ.40%の確率で10万マイナスになるけど、60%の確率で10万プラスになる。

と言うような行動は回数を重ねて続けていくと、
必ずプラスにできます。

損切りができないと、資金が塩漬けされてしまうので、
回数を重ねることができません。

何回も振れば最終的には必ずプラスにできるサイコロを、
はじめの1回しか振れないような感じです。

(どれくらいプラスになるかは、その人の腕しだいなので、
必ずプラスになるのは腕のいい人です。
腕の悪い人は回数を重ねるごとに段々損をしていくので要注意です。)

たとえば、アのケースなら、マイナス20万になったら、
損切りしてもう1回アの行動を取った方がいいのは明白です。


結論としては、損切りできないのは、
数年間資金が塩漬けされるデメリットのイメージが湧きにくいからだと思います。

人間も動物ですから、直感的には得と思う行動でも、
論理的には損になることもあるんですね(笑)

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