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余談に近い知識

1人の個人投資家の買いはどれだけ株価に影響を与えるのか?

あまり実践的な知識ではないのですが、
株を少し理解してくると、1度は気になることだと思うので、
ここで説明させてもらいます!

どこかのファンドがある会社の株を買い占めると、
その会社の株価が上昇したりします。

ファンドの場合はわれわれ個人投資家とは違って、
資金の額が大きいですから、
そりゃ、株価も上がるかもしれません。

そして、多くの個人投資家は、
「自分の買いで株価が上がる」というようなことには無縁だと思っています。

しかし意外にも、個人投資家1人の買いでも、
株価に影響を与えることは可能です。

ホンダやキャノンのような流動性の高い銘柄は絶対に無理ですが、
流動性の低い銘柄なら、個人投資家の資金力でも、
自分の買いで株価を上げることは可能です。
(流動性の意味がわからない人は「変則的なローソク足?」を参照してください!)

では具体的に説明します。

売気配株数気配値買気配株数
400800
200792
200783
600779
100770
763200
761200
760600
7514000
750600

これはある銘柄の実際の板情報です。

現在値は770円です。

この状況で770円で100株の買い注文を出すと約定して、
770円の行が消えるので、板情報は以下のようになります。

売気配株数気配値買気配株数
400800
200792
200783
600779
763200
761200
760600
7514000
750600

この状況でもまだ現在値は770円で変わりません。

ここでさらに779円で600株買い注文を出すと約定して、
同じように779円の行が消えるので、板情報が以下のようになります。

売気配株数気配値買気配株数
400800
200792
200783
763200
761200
760600
7514000
750600

ここでは、現在値は779円になりました。

ここまでで投入した資金は、

(770円×100株)+(779円×600株)=544,400円

となるので、
投入資金と自分が上げた株価は、

投入資金544,400円
上昇した株価9円

となります。

この作業をさらに続けて板情報の上限800円まで買い進めるとどうなるでしょうか?

投入資金は、

(770円×100株)+(779円×600株)+(783円×200株)
+(792円×200株)+(800円×400株)=1,179,400円

となるので、

投入資金1,179,400円
上昇した株価30円

となります。

120万に満たないお金を投入するだけで、
株価を30円も上昇させることができます。

実際に株価を上げるなら、この例のように板情報通りに1行づつ買っていくのではなく、
初めの指値注文で830円で1500株の注文をします。

そうすると、指値の売りが出ている場合は、
830円以下の価格で買えますので、
770円で100株、779円で600株、783円で200株、、、、
というように約定します。

一発目で大きく買いに出ないと、
徐々に上がってくる気配値を見た売り手が、
売り指値の値段を上げてくる可能性があるので、
120万で30円上げることができなくなるかもしれません。

今回の例の30円という値幅が、この銘柄にとってどれくらい大きいかは、
次の直近20営業日の値動きを見るとわかります。

8月9月
2122232425282930311456781112131415
794791791796809780790790790781783787784781780780786779778770
*すべて終値です。

この例では120万の資金を投入していますが、
資金がもっと多い場合を考えると、
さらに上昇幅を上げることができます。

ここで、
「じゃあ300万くらいつっこめば必ず含み益を出せるんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、
ここの冒頭で実践的でないと書いたように、
ひとつ落とし穴があります。

最大のポイントは、株価は上がりますが、
利益確定売りが出ることが考えられるということです。

30円株価を上げたからといって、
その株価を維持するには、また資金が必要になります。

つまり、ある程度買い支えないと、
市場の売り勢力に押され、株価が下がってしまいます。

買いが買いを呼んでくれればいいのですが、
すべての銘柄がそういう雰囲気になるとは限りません。

しかし、120万で株価を大幅に上げることができるのは、
意外じゃないですか?

一応株関連の雑学として、と思って書きました(笑)

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