全くの初心者でも株式投資を理解できるサイトです。

株初心者のためのサイト!地球上で一番わかりやすい 株講座 > 株主優待の付き合い方 > 優待タダ取りで値下がりを心配せずに優待を手に入れる!

株主優待の付き合い方

優待タダ取りで値下がりを心配せずに優待を手に入れる!

値下がりを心配せずに優待を手に入れる裏技、優待タダ取りを紹介します。

優待タダ取りなら株価の変動リスクゼロ!
株主優待は権利付最終日の取引終了15時時点で
株を保有していれば手に入ります。

極端に言えば権利付最終日の15時直前に株を買って
翌営業日(権利落ち日)の取引開始9時に売っても優待をもらう権利があります!

ただ、このような取引をしようとしている人が多いのか、
権利落ち日は株価が下がりやすい傾向があるので、
この場合、優待の価値以上に株価が下がってしまって、
損をしてしまう可能性が高いです、、

なのでにーちゃんは優待目当てだけで取引するのは、
あまりおすすめではないんですけど、
株価の変動リスクをゼロにできる優待タダ取りという方法なら、
優待目当ての取引もアリかなと思っています!

タダ取りと言いつつ手数料は発生するんですが、
優待を効率的に取得できる方法なんで紹介します。

現物買いと信用売りを組み合わせる!
優待タダ取りは正確にいうとクロス取引とかつなぎ売りと呼ばれる
現物買いと信用売りを組み合わせる手法です。

信用売りというのは株価が下がることを期待して、
証券会社に担保を預け入れて株を借り、その株を売ることで始める取引です。

そして株価が下がったところで株を買い戻して、
借りた株を返却すれば利益になるという流れになっています。

要は信用売りは株価が下がるほど儲かる取引ということです。

もうひとつの現物買いは普通に株を買うことなので、
株価が上がるほど儲かる取引です。

つまり現物買いと信用売りを同時に取引すれば、
株価がどう動いても損益が相殺されて
利益にもならないけど損もすることがなくなります。

だからこの手法を使えば、株価が下がりやすい権利落ち日も、
値動きの心配をすることなく優待を手に入れることができるということです!

では、もう少し具体的な手順を次で説明していきます。

優待タダ取りの2つのステップ!
優待タダ取りの手順は大きく分けて2つのステップがあります。

ステップ 内容 ポイント!
ステップ1 現物買いと信用売りの発注 市場が開く前に同じ数量を成行で注文する
ステップ2 品渡(現渡し)で決済 権利落ち日以降に決済する

まず最初のステップは、現物買いと信用売りの注文です。

ポイントとしては2つの注文を同じ値段で約定させるために、
権利付最終日の市場が開く前(前日夜か当日9時前)に成行で注文します。

そうすると取引開始直後の寄り付きは板寄せルールというのがあるので
必ず同じ値段で約定することができます!

そうしたらあとは権利付最終日の15時まで
保有しておくだけで優待の権利が手に入ります。

ただ、信用取引で株を借りているので
このまま保有を続けると貸株料のコストが日々発生してしまいます。

だから決済をして取引を終了するのが最後のステップです。

信用売りの決済は市場から株を買い戻して返すのが一般的な方法ですが、
この場合は現物買いで株をすでに持っているので、
この株を信用売りの返却用にあてて決済することもできます。

このような方法を品渡とか現渡しといって、手数料無料で決済することができます。

品渡の手続きはできるだけ早いほうがいいんですが、
権利落ち日以降の手続きでないと優待の権利が得られないので注意が必要です。

優待タダ取りは一般信用取引がいい
信用取引には制度信用取引一般信用取引の2種類があるので、
その違いと、どちらが優待タダ取り向きなのかを説明します。

項目 主体 取扱銘柄数 貸株料 逆日歩
制度信用取引 証券金融会社 約3000 1.15% あり
一般信用取引 証券会社 0~2263 1.5~3.9% なし

まず制度信用取引というのは、証券会社に株の貸し借りを行う
証券金融会社(通常は日証金という会社)が主体の信用取引で
信用取引といえばこっちを指すことが多いと思います。

取引ルールは手数料以外はどの証券会社でも基本的に同じなんですが、
ちょっとやっかいなルールがあって、信用売りをしたい人が増えると
貸株料とは別に逆日歩というコストが発生します。

逆日歩の何がやっかいなのかと言うと、
取引した翌営業日にならないと発生するかどうかも分からないし、
金額がいくらなのかも事前には分かりらないからです、、

過去には投資金額よりも高い逆日歩が発生したこともあって、
後出しなのにかなり高額になるケースもあるので注意が必要です!

もうひとつの一般信用取引は証券会社が主体の信用取引で
取引ルールは各社が独自に決めています。

特徴としては貸株料が若干高い代わりに逆日歩がありません。

ただ、どの証券会社でも取引できるわけではなくて、
主要証券会社ではカブドットコム証券松井証券の2社だけが対応しています。

対応銘柄数はカブドットコム証券のほうが圧倒的に多いですけど
松井証券だけしか対応していない銘柄もあるので、
どっちがいいのかは一概に言えない感じです。

項目 カブドットコム
証券
松井証券 マネックス
証券
SBI証券 楽天証券
制度信用取引 約3000銘柄(信用売りが可能なのは約2000銘柄)
一般信用取引 2240銘柄 754銘柄
※2015年3月時点

ここまで2つの信用取引の特徴をざっくり説明しましたけど、
どちらの信用取引が優待タダ取り向きなのかと言うと、
逆日歩のない一般信用取引のほうが向いていると思います。

優待タダ取りは逆日歩の発生しやすい権利付最終日直前に取引するので、
逆日歩があると思わぬコストが発生する可能性があります。

だからどちらか選べるなら絶対、一般信用のほうがいいですね。

優待タダ取りの目安コストは400円くらい
優待タダ取りに必要なコストよりも優待のほうに価値があれば、
優待タダ取りをやる価値はあると思いますが、
実際にどのくらいのコストが必要なのか事例をあげて計算してみます。

では事例として1株2000円、配当は1株20円、逆日歩が1株5円の銘柄を
100株購入して翌営業日に品渡しで決済するとします。

証券会社はカブドットコム証券と松井証券の2社で
制度信用、一般信用の取引をそれぞれした場合の手数料を下表にまとめました。

項目 制度信用 一般信用
カブコム 松井証券 カブコム 松井証券
現物買い 270円 300円 270円 300円
信用売り 179円 300円 179円 300円
品渡 0円 0円 0円 0円
貸株料 12円 12円 16円 21円
逆日歩 1000円 1000円 0円 0円
配当差額 -240円 -240円 0円 0円
コスト計 1221円 1372円 465円 621円
※配当差額は現物買いの配当と信用売りの配当落調整金の差額。翌年の税金還付も考慮した数字。

まず制度信用と一般信用を比べてみると、
逆日歩がある制度信用のほうがやっぱりコストは高いと思います!

逆に一般信用のほうはどちらも400円前後の少額で取引を完結できるので
この条件なら優待価値400円以上なら優待タダ取りする価値があると思います。

信用売りができないことが一番のリスク
優待タダ取りで怖いのは逆日歩くらいなので、
一般信用を使えば基本的に大きな損をするようなことはないです。

ただ優待タダ取りをしたくても、できない場合というのがあります。

それは株の在庫がなくなったときで、
株を借りることできなければ信用売りができなくなります。

人気の銘柄だと権利付最終日の2週間前くらいに在庫がなくなることもあるので、
人気の銘柄ほど早めに注文をしておく必要があります。

早く注文するとその分、貸株料が増えてしまいますが、
優待の価値が確かならにーちゃんは貸株料が増えても、
早めに注文して優待タダ取りしたほうがいいと思います!

このページをはてなブックマークに追加